理想のマイホームを購入するときに、建物の内装や仕様、立地などをいろいろと検討していると思います。
その中で絶対に譲ってはいけないのが土地の良し悪しです。
住宅の資産価値においては、土地の価値が最も重要といえます。
なぜ土地の良し悪しが重要かというと、日本の木造住宅の場合は建物は年月が経てば価値がなくなっていきます。
目安としては築20年〜25年で建物の価値は0円になるのが一般的なのです。
しっかりとメンテナンスをしていれば、家としてはまだまだ住めます。
しかし建物の価値は0円になってしまうため、売却するときには土地の価格だけが評価されるようになってしまいます。
だから土地選びが重要なのです。
アツシ
海外では中古住宅の方が価値が高くなったりすることもあるのに、日本は築20年〜25年で中古住宅の価値が0円になってしまうのはつらい現実ですね!
この記事では損しないためにも一般人が買わないほうがいい土地を5つ紹介します。
もし買ってしまったり、相続したときの解決方法についてもご紹介します。
今家探しをしている人だけでなく、相続した空き家の売却、不動産が売れなくて困っている人にも参考になります。
最後まで読むことで悩みが解決されますのよ。
- 住宅と土地の購入前のチェック
- 中古戸建ての購入・売却を検討している人
- 住んでいる住宅や相続した住宅・土地を売りたい人
- 空き家で悩んでいる
- 住宅の売却で何社かに断られた人
1.形がいびつな土地
形がいびつな土地は購入を控えたほうがいいです。
三角形や細長い、傾斜地など形が整っていない土地は安いことが多いですが、もちろん売るときも安くなってしまう可能性が高いです。
建築できる面積が狭くなってしまったり、理想の間取りが取れないというデメリットもあります。
人気な立地など土地の価格が上がる可能性が高いのであれば購入も検討してもいいかもしれませんが、そうでなければ安くても買わない方がいい土地です。
2.自然災害のリスクが高い土地
- 過去に水害の歴史がある土地
- 崖地や裏山がある土地
- 盛土をした造成地
日本は地震の回数が多い国です。
最近はニュースでも30年に一度の豪雨など、自然災害は予想ができません。
過去に水害の歴史がある土地は、再び水害が起こる可能性がすごく高いです。
また崖地や裏山があって土砂災害リスクの高い土地は買わないほうがいいです。
盛土をして傾斜がある土地に土を持って平にした土地は、地震により地盤沈下や地すべりなどの可能性も高くなります。
土地がしっかりしていないと、どんなに良い住宅を建てても意味がなくなってしまいます。
ハザードマップで確認することは必須です。
アツシ
ハザードマップを見ると危険が何もないエリアの方が少ないんじゃないかなと思ってしまいますね。
私も土地を選ぶときに、ハザードマップを見てたらダメなところだらけでテンションが下がりました。
地盤調査をするなど地盤の強度を確認して購入することをおすすめします。
3.境界線がはっきりしていなくて揉めている土地
最近の建物には少ないですが、昔からある土地には結構ある事例です。
境界線がはっきりしていない土地は、どこまでが自分の土地なのかを巡って隣人とトラブルになる可能性が高いです。
アツシ
土地の広さで資産価値が変わる。
お金が絡んでくるので揉めるのも当然ですね。
お隣さんと気まずくなりながらの生活・・・想像しただけで最悪ですね。
住宅を買う前に境界線の確認をして、隣地との境界線が明確ではない土地は買わないでください。
4.市街化調整区域の土地
市街化調整区域とは、あまり市街化開発をせずに都市化を抑えようとしているエリアのことです。
市街化調整区域は自然環境が守られている場合も多いため、大自然の中での生活に憧れている人にはいい土地に感じるかもしれません。
もし建物が建っていて購入できても売るときに苦労することがあるため、購入は避けたほうがいいです。
買ってしまったときの解決策もあるので、最後まで読んでください。
5.再建築不可の土地
今は家が建っていても、解体して更地にしてしまうと新しく家が建てられない土地があります。
建築基準法では「接道義務」が設けられています。
「接道義務」とは「幅員4メートル以上の道路2メートル以上設してないといけない」というルールがあります。
この義務は消火活動や救助活動のために、消防車や救急車が通りやすいようにするためです。
建築基準法ができたのが昭和25年(1950年)なので、それ以前に建てられた家は条件を満たしていないこともあります。
アツシ
東京23区の住戸の約5%が条件を満たしていないですよ。
条件を満たしていない建物は意外に多いんですよね。
こういった住宅は再建築不可のため、リフォームして売り出されている場合も多いです。
再建築不可物件は相場と比べて安くなっていることが多いですが、知らずに買うと後悔することになります。
買う前には必ずどうのような土地なのか、知らべることが重要です。
買ってしまった場合の解決方法
家探しで買わない方がいい土地5選を紹介しました。
- 形がいびつな土地
- 自然災害のリスクが高い土地
- 境界線がはっきりしていなくて揉めている土地
- 市街化調整区域の土地
- 再建築不可の土地
よく言われる条件だったので、みなさんもこの5つは避けて住宅選びをしていたのではないでしょうか。
5選に該当してるけれど住宅は価格が安いため、最悪のときに売れるなら購入したいと考えている人もいると思います。
もう買ってしまった、5選にあてはまる住宅を相続したという人にために解決方法をお伝えします。
それは、家を売るときに「買取サービスを利用すること」です。
家を売ろうとしたときは、仲介業者に頼んで売りたい人と買いたい人の間に立ってもらい契約を取りまとめてもらうのが一般的です。
しかし、買わない方がいい土地の場合は、買取サービスを使うほうがメリットは大きいです。
買わない方がいい土地の売買は、買いたい人が現れにくいため売れるまでに時間がかかってしまいます。
買取サービスは数週間で現金化できるというのもメリットです。
また仲介の場合は、契約不適合責任を買った人から売った人に追求される可能性もあります。
売主が買主に対して引き渡した目的物(不動産)に契約内容と異なる点が判明したとき、相手方(買主)に対して負う責任のこと
買取サービスの場合は、不動産のプロに売るため契約不適合責任を問われることはありません。
アツシ
あとから買った人と揉めたりするのは嫌ですもんね。
買わない方がいい土地だと揉めるリスクも高くなりそうなので、責任を問われることがないならそのほうがいいですね。
現金化スピード | 契約不適合責任 | 仲介手数料 | ||
買取サービス | 早い(最短一週間) | 追求されない | なし | |
仲介業者 | 遅い(早くても2〜3ヶ月) | 追求される | 物件価格(税込)の3%+6万円 |
買取サービスを行っている業者はたくさんありますが、独自の販路があり実績がある会社を選ばないと買取をしてもらえないケースも多いです。
TVでCMもやっていて実績のある会社で有名なのが、株式会社AlbaLinkです。
「訳アリ物件買取プロ」を通営する株式会社AlbaLinkは買取率が92%の買取サービスの会社です。
インターネット業界出身者が経営する会社で、不動産の訳アリ物件買取業者としては異色。
その最大のメリットはネットを生かしたスピードとデータ重視の方針です。
最短12時間で査定、金額を提示し最短3日で現金化するというスピード感があるのも魅力です。
そして、もう1つのメリットは2011年の設立から現在まで様々な物件を買い取った実績を持っています。
アツシ
関東全域でどんな訳アリ物件でも買い取りできるという点も心強いですね。
また、複雑な権利関係については専門の弁護士と提携して話を勧めてくれるので安心です。
買わない方がいい土地5選で取り上げたような訳アリ物件(訳アリ土地)を売りたいという方は一度、査定してみると良いでしょう。
>無料査定はこちら【訳アリ物件買取PRO】
最悪の場合に今の家を売らないといけなくなってしまっても売れることを知ってれば、安心して住むことができます。
気になるようであれば、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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